食品表示検定 上級試験
食品表示は2020年の4月から大きく変わります。
これまでJAS法、食品衛生法、健康増進法の3つに分かれていた表示制度が、食品表示法として一本化されることとなりました。細かな変更として大きく下記があります。個人的には単に寄せ集めただけで、これまでと変わらず分かりやすいものではないと思います。Q&Aだけでも653ページもあるのですから。これ以外に本文である食品表示基準、通知も合わせるとかなりの量です。
それでも一通り通読し、記憶しました。更に関係法令である「計量法」「景品表示法」「東京都条例」にも目を通し食品表示検定上級試験を受けました。
もともと食品表示、理化学成分、栄養成分にも興味があり、なんとか合格しました。幸いなことに、上位入賞し賞状ももらうことができました。
1、食品と食品添加物の間に「/」などの区分
2、アレルギー表示方法の変更
3、栄養成分表示の義務化
4、製造と加工の定義の統一
5、加工食品と生鮮食品の区分の統一
6、製造所固有記号の使用ルール変更
7、機能性表示食品の新設
あまり関係ないですが、ミネラルウォーターの表示について少しお話します。
食品表示の項目として「原材料名」があります。通常の食品では、原材料に水を使用しても「水」とは表示しない習慣となっています。しかし、ミネラルウォーターだけは例外で、逆に「水」と原材料名に表示する習慣となっています。とても興味深い事だと感じています。