食品表示検定上級試験関連ブログ

食品表示制度が大きく変わって行く中で、食品表示検定上級試験が注目されています。この対策や食品表示基準について書いています。

アーモンドが食品表示基準に追加されました。

先日、特定原材料に準じるものとして、アーモンドが食品表示基準に追加されました。

 

義務表示ではなく、任意表示ではありますが、多くの会社では、現在、27品目を表示されていることと思います。そのため、アーモンドも表示対象として考えていらっしゃる会社が多いのではないでしょうか。

 

食品表示基準Q&Aでは、表示する場合は、できるだけ早く表示することが望ましいとされています。しかし、表示したくても、その情報が確認できていない、または、手元にない場合がほとんどではないでしょうか?そうした場合、仕入れ先であるサプライヤーに確認をすることが必要となります。サブライヤーに確認すると、調査中との回答も少なくありません…

また、自社の規格書が、アーモンドを記載できる状態にないこともあるのではないでしょうか。

 

アーモンドが食品表示基準に追加されたことを考えると、完全施行の2020年4月1日までに、包装資材の切り替えができればよいと考えたとしても、規格書の変更、サプライヤーからの情報収集、規格書への反映、表示変更の確認、包装資材の切り替え等、以外に大変かもしれません。

しかし、複合原材料の中に隠れていたり、規格書に記載されていないということはあまりないのではないかとアーモンドの追加による影響は多くはないと考えて、楽観視しています…(^^;